GigaDesigns G4 1.2GHz Single
img QuickSilverに付けたところ。いきなりですが付ける前と作業中は写真撮ってなかったので、ここからです。
付けるコツは静電気対策をして焦らずやる事です。一番難しいのは元のヒートシンクを外す事かも…ここら辺は他の方のサイトを参考にして下さい。
右側のケースっぽいのは標準CPUファン。唯一の吸い込みなのでこのまま使用してます。
img 標準のヒートシンクより数分の一の大きさしかないが、銅+ファンなので冷却能力は標準より高い。ファンの電源は後ろに見える黄、黒、赤の三本だがファンの回転をコントロールしてるかどうかは不明。手前の黒いコードは温度計のセンサ。ヒートシンクの温度測ってます。
img 基板上のジャンパーピンで倍率を変える事が可。写真では10.0倍、1.33GHzにセットしてあります。
さてベンチマークですが、目安くらいにしかならないXbenchで測ってます。
共通データはこちら→
System Info
Xbench Version 1.1.3
System Version 10.3.2 (7D24)
Physical RAM 1536 MB
Model PowerMac3,5
Bus Frequency 134 MHz
Video Card GeForce4 MX
Drive Type ATA IC35L120AVV207-1
867MHz標準 1.2GHz 1.467GHz
CPU Test
Thread Test
Memory Test
Quartz Graphics Test
OpenGL Graphics Test
User Interface Test
Disk Test
103.13
75.65
103.12
127.26
94.36
174.44
97.55
144.18
104.63
108.97
150.41
130.77
217.88
112.29
175.51
127.13
116.79
172.88
141.78
242.47
112.91

 メーカー側も1.467GHzまで動作確認した製品なので、クロックアップの耐性は高い。ただ、うちのは1.467時にPhotoshop+iTunesを動作させている時、二度ほどフリーズしたので1.33に落として使用している。温度の問題かもしれないが、夏を過ごす事を考えるとこのくらいが無難かも。温度自体は室温25度、1.33GHzの時ヒートシンク温度で34〜45度程になっているが、QuickSilverの本体ファンを静音ファンに交換している影響もあるかと思われる。増えたCPUファンの騒音は私は気にならないレベル。
ネットではOS9.2.2との相性は悪いような事を聞く。この事に関して私は今OS9使ってないので分かりません。
 気になる体感速度ですがクロック数の単純比較しても2倍にもいってないので、速くなったかな?位です。ちなみにiTunesのAAC128k変換スピードはx10〜12からx16〜18に上がっています。
 どのCPUアクセラレータにも言えますが、CPUだけアップしても他がボトルネックになって思うほど速くはなりません。HD付け替えたり他の増設をするとけしてコストパフォーマンスが高いとは言えません。新型をどんどん買い替えていった方が色々な面でいいかと思います。…が、ひとつの機種を愛着をもって長く使うのもアリかと思います。img