LHD-ED500FU2外観
ロジテックの外付けHD。古いMacにバックアップとして外付けHDを探していたところ、I-O DATAは既にFirewireから撤退。メジャー所だとバッファローかロジテックしかない。最近は本体の電源オフ、スリープに対し自動でオフになる機能を売りのひとつにしている物も多く、これもその機能がついている。出た時期はだいぶ昔だが、Firewire搭載で安めのという事でこれになった。
さて商品が届いて接続してテスト。MacをスリープさせるとLHDのHDもスピンダウンし、どうやら止まったようだ。…が、ファンは動いている。スリープしてもうちのMacの場合、ファンまで止まらないようだ(QuickSilverとMacProで確認)。機種によりスリープしない場合があると説明書に書いてあるが、それにズバリ当てはまったようだ。
最近よく売っているコンセントの間に挟んで電気代を計る奴を付けて計測してみると、スリープ状態でも1日あたり8円ほどかかることがわかった。1ヶ月で240円。一年では3000円ほどかかることになる。ビデオの待機電力ならともかく、こういう意味のない電気の無駄遣いは嫌いなので、中身のHDを抜き取り、他のスリープに対応しているケースに収める事にした。
分解するとメーカーの保証は受けられなくなるので注意しましょう。
カバー外し1
カバー外し2
外装ははめ込み式になっていて、ネジは見当たらない。まずヘラなど薄い物を真ん中に差し込み、少しスライドして角へ移動してから少しこじるとカバーが外れる。固い物でもないが、爪を折ってしまわないように慎重に作業しましょう。
後の作業を考えるとこちら側のカバーを外した方が良いです。
ファンコード
カバーにはファンとそのコードが繋がっているので、切らないように注意。
内部
ファンのコードを基盤から外す。コネクターなので根元をラジペンなどで抜けば外れる。向きを覚えておこう。
最近珍しい、内部にゆとりのある設計だ。
HD外すネジ
黄色の丸で囲んだネジを外すとHDが取れる。この時のためにカバーはこちらから外した方が良い。
ATAコネクタ
HD
HDはシリアルでない通常のATAなので左の電源コードと右の信号コードを慎重に抜く。HDはHGST(日立IBM)だった。HD横に付いている固定用の板を外し、後は替えのHDに交換するだけ。
基盤
基盤。
ファンコード向き
HDを付け替えたらファンのコードをはめる。向きを逆に付けるとファンが逆転するので注意。通常は吸い出し方向。
カバーをはめておしまい。